自著を語る

 

●大村政男著『新訂 血液型と性格』
(定価2,310円 福村出版 1998年3月刊)

 1990年10月に刊行された『血液型と性格』の1章から3章までを改稿したもので,私の「性格心理学」に対する考え方をチラッと見せたつもりである。血液型と性格についての研究は1984年9月に開かれた日本応用心理学会51回大会のときは奇異に感じられていたが,最近は性格心理学において市民権を得てきた。血液型と性格は関係がありそうでない。その曖昧性が面白いのである。私の意見に賛成の人も反対の人も読んでほしいと思う。

(目次)
私説:性格心理学序説
1 性格診断の展望
2 性格の類型と特性
3 体液心理学
4 古川竹二の血液型気質相関説
5 古川学説を支えた人びと
6 血液型とヒューマン・ライフ
7 現代血液型性格学の迷路
終論:「血液型と性格」についての6つのアプローチ   
 
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