カリフォルニア大学のDavid C. Funder先生が、今夏パーソナリティ心理学会の招聘を受けて来日されます。それに合わせて講演会を開くことになりましたので、ご案内申し上げます。パーソナリティの判断・測定方法にご関心のある方はふるってご参加下さい。
<講師略歴>
David C. Funder氏は、1979年にスタンフォード大学で博士号を取得し、パーソナリティ研究における「人−状況論争」に大きな影響力をもった人物である。カリフォルニア大学リバーサイド校のdistinguished professorとして、長年にわたってパーソナリティ特性に関する研究を続けているほか、昨年からはARP(Association for Research in Personality)の会長も務めている。主な研究テーマはパーソナリティ判断の正確さであり、Realistic Accuracy Modelに基づいて、判断者、対象者、判断特性、情報の4つの要因が正確さに与える影響について、自己報告、友人報告、インタビュー、ビデオ記録等の複合的手法を用いて検討している。さらに、Riverside Situational Q-sort(RSQ)を開発して状況のアセスメントも行っており、状況とパーソナリティ、行動との関連を追究している。