2015年度ヤングサイコロジストプログラム (YPP2015)
日本パーソナリティ心理学会では、毎年年次大会の前日にヤングサイコロジストプログラム(YPP) を開催しています。YPPは、若手研究者同士が互いの研究について議論したり、研究活動を行う上で必要な情報を交換したりする機会を提供することを目的としています。今年も年次大会(2015年8月21日(金)・22日(土))の前日にYPPを開催しますので、全国の若手研究者との交流を深める機会として、ぜひ奮ってご参加ください。
★開催日時:
2015年 8月 20日 (木) 13時20分 〜 16時30分 (延長あり)
・終了後、17時30分から会場周辺で懇親会を予定しております。
※パーソナリティ心理学会年次大会(2015年8月21日(金)・22日(土))の前日です。
★開催場所:
北海道教育大学サテライトキャンパス教室1(JR「札幌駅」西口より徒歩2分)
※年次大会(北海道教育大学 札幌校)とは会場が異なるので十分ご注意ください。
★企画内容:
(1) 研究を「伝える」ことについての講演
この企画は、講演を通して参加者の皆さまが、将来有意義で独創性のある研究を「伝える」ための手掛かりを得ることを目的としています。良い研究とは、研究意義を「伝える」ことによって初めて役立つ知見になるといえるでしょう。研究を行う上で必要な、研究者の持つべき「伝える」姿勢や技術について、参加者の皆さまに考えていただくきっかけとなればと思います。
外部講師として、多くの研究を行っておられる2名の先生方を招聘し、研究を「伝える」ということについて講演していただきます。それぞれの先生方には、心理学を専門とする研究者に対して「伝える」ということと、心理学を専門としない人々に対して「伝える」ということについて、講演していただきたいと考えております。
・奥村泰之先生 (一般財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 研究部 研究員)
臨床家との共同研究→査読付きの学術論文の公表→研究成果のアウトリーチの3つのプロセスを大切にされており、多くの専門機関との共同研究・国内/海外ともに多くの研究論文を執筆・研究成果を分かりやすい形で多くの方に伝えていけるようご尽力されています。坂本真士・大平英樹 編 (2013) 心理学論文道場: 基礎から始める英語論文執筆 世界思想社.の共同著者の一人でもあります。
・武田美亜先生 (青山学院女子短期大学 現代教養学科 人間社会専攻 准教授)
コミュニケーションにおける認識やその心理過程について多くの社会心理学研究を行われています。さらに近年では、科学技術の魅力を専門家間・研究者間だけでなく、一般の方々や専門外の研究者にも分かりやすく伝わるような、一方向性でなく双方向性のコミュニケーション形態であるサイエンスコミュニケーションの立場からも多くの検討をされています。国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータでもあります。
(2) 研究発表
講演いただいた内容も踏まえながら、お互いの研究発表についてどうすればより効果的に「伝える」ことができるかについて、参加者の皆さまでグループごとに議論していただきます。参加者の皆さまは、ご自身の研究について5分程度で発表をできるように用意をお願いいたします(詳細は以下に記載の通り)。さらに、講師の先生方にもオブザーバとしてグループの議論に入っていただき、ご助言をいただく予定です。
*発表の準備について
修士課程の方:心理学を専門とする研究者向けの発表の1種類(5分程度)
博士課程以上の方:心理学を専門とする研究者向け+一般の方向けの発表の2種類(5分程度×2)
一般の学会・研究会のように型の決まった発表形式はありません。数枚の発表スライドや、A4に縮約したポスターのハンドアウトなどを使って発表していただきます。なお、研究発表の内容や、説明の際に使う資料については、パーソナリティ心理学会本大会で発表するものや、他の学会等で発表した/するものを使っていただいても構いません。配布資料がある場合は、各自でご用意ください。
★ポスター:
PDF
★参加資格:
学部または大学院に在籍している学生
もしくは学部卒業または大学院修了(退学含む)5年以内の方
※日本パーソナリティ心理学会の会員でなくても、参加可能です。
★参加費:無料
★申込方法:
氏名・所属(修士課程以内/博士課程以上も記載)・連絡先(e-mail)・研究領域・懇親会参加(参加/不参加)の情報を以下の連絡先までお送りください。
★申込締切日:
2015年5月31日(日)
2015年6月21日(日)
です。
なお、会場の収容人数の都合により、定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただく可能性もあります。予めご了承ください。参加ご希望の方は、早めの申し込みを推奨いたします。
★連絡先:
jspp.wk[at]gmail.com ([at]→@)
★企 画:
後藤崇志 (京都大学、実行委員長)、清水順子 (北星学園大学)、村木良孝 (東京大学)、 沼田真美 (筑波大学)
★主 催:
日本パーソナリティ心理学会広報委員会
★当日の様子:
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