シンポジウム(3)−公開−第2日目10月12日(土)10:10〜12:30,3F

「心理学の諸領域から見た現代の青少年の気質(かたぎ)」

企 画 者
(共同)
日本性格心理学会
九州ルーテル学院大学生涯学習委員会
司   会西野 泰広(国士舘大学)
基調講演 大村 政男(日本大学名誉教授・文京学院大学客員教授)
「現代の青少年気質について」
話題提供者
性格心理学の領域より  松田 浩平 (文京学院大学)
臨床心理学の領域より  手島 茂樹 (東京福祉大学)
発達心理学の領域より  上村 佳世子(文京学院大学)
教育心理学の領域より  臼井  博(北海道教育大学)

<概要>
 最近,青少年のあいだで「ムカつく」から「キレる」というコトバをよく耳にするようになった.これは「ムカつく」とは異なる意味をもつ表現であり,行動の衝動的側面や反社会的側面がより強調されているように思える.一方,反面的な行動としてTPOも考えずに携帯電話を三種の神器として四六時中本それぞれの仲間とコミュニケートしている,常に「誰かとつながっていたい」と想う青少年たち.このような一見不可解な行動を示す現代の青少年の行動の特質について最初に性格理学的知見にもとづいた現代の青少年観について基調講演を行い,それを受けてシンポジウムにおいては現代の心理学ワールドの諸研究領域の第一線で活躍中の研究者たちによる自由な知見の交換により現代の青少年の行動の特質と望ましい対応等について検討を行うものである


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