「項目反応理論の性格心理学における応用」

日本性格心理学会第9回大会 講習会

この企画は終了しました

内容

企画趣旨

 学力テストの正答・誤答に対する分析モデルとして発達した項目反応理論は,近年その応用範囲を広げ,態度検査,適性検査,性格検査などを含むより広い文脈でのテスト・データに対する適用など,性格心理学分野でも利用例が次第に増えてきました。しかしながら米国における項目反応理論の一般的利用の頻度に比べると,日本ではこのモデルについての知名度が未だ低く,研究者が気軽に利用できる状態とは言えません。
 本講習会では項目反応理論の理論的・応用的研究に携わっておられる第一線の講師をお招きし,理論編と応用編に分けて初等的な講義を行って頂きます。理論編では項目反応理論がどのようなモデルであり,いわゆる古典的テスト理論に基づく分析に比べてどのような利点があるのかを講義して頂き,応用編では,その利点を生かした性格検査の開発等,性格心理学分野における応用可能性について講義をして頂く予定です。予備知識は不要です。

テキスト

 当日配布資料を準備します。しかし下記の文献に即して講義を進めるので各自購入の上,参加されることをお勧めします。
 渡辺直登・野口裕之(編) 『組織心理測定論 〜項目反応理論のフロンティア』 白桃書房(本体3,200円),1999年, ISBN 4-561-26307-1.  

講師

 野口裕之(名古屋大学教育学部)他  

詳細

日時

 2000年9月23日(土) 午後1時〜午後4時

場所

 愛知学院大学日進学舎・学院会館 会議室 (〒470-0195 愛知県日進市岩崎町阿良池12 Tel: 05617-3-1111)  

  JR名古屋駅から地下鉄東山線藤ヶ丘行き・藤ヶ丘下車(約25分)
  名鉄バス愛知学院大学前行き・愛知学院大学前下車(約10分)
  車での来場も可  

受講料

 当日会場にてお支払い下さい。第9回大会参加費とは別です。
大会参加者  (学生以外) 1,000円    (学生)無料
大会不参加者 (学生以外) 2,000円    (学生)1,000円

申込方法

 氏名,所属,連絡先,大会参加の有無,を明記して下記連絡先まで。折り返し受付番号等をお知らせします。

連絡先

 〒106-8569 東京都港区南麻布4-6-7 統計数理研究所 前田忠彦 Fax: 03-5421-8796(共用:宛名明記)              

主催

 日本性格心理学会

企画

 経常的研究交流委員会    

注意点

★受講料に大会参加費は含まれていません。日本性格心理学会第9回大会については,大会準備委員会にお問い合わせ下さい。大会は9月23日(土), 24日(日)に同会場にて開催されています。 
日本性格心理学会第9回大会準備委員会 〒470-0195 愛知県日進市岩崎町阿良池12 愛知学院大学情報社会政策学部内 Tel: 05617-3-1111(内線229)  Fax: 05617-3-4403
★非会員の方も参加できます。日本性格心理学会第9回大会にも参加される場合,受講料の割引が適用されます。
★大会参加者で,ポスターセッションで発表予定の方は,講習会の前半部分(理論編:13:00〜14:20頃を予定)のみの参加ならば可能です。このことに伴う受講料の割引は致しません。発表番号が奇数番の方は在席責任時間が14:30〜15:15となっておりますので,ポスター会場へお急ぎ下さい。ポスター掲示は講習会前に済ませて下さい。
★大会参加者でポスター発表をご覧になりたい方は,前半のみの参加,あるいは前後半の間に約30分の休憩時間を設けますので,その間にお願いいたします。

 
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