大会には,146名の会員,公開講座・シンポジウムには116名の一般参加者が参加し,全てプログラム通り無事に終了することができました。また,最初から赤字覚悟で奮発した懇親会も,開催校の島田理事長が最後まで参加され,大いに盛り上がりました。
今大会は都心で開かれたこともあり,採算性を度外視した公開ものや,他学会との連携を深めたジョイントシンポ,自己研修の場としてワークショップなど,それなりの思惑で計画された企画も用意されていたが,やはり500名規模の学会であることを考えると,今後どのような大会をもつのか検討することも必要ではないかと思われる。特に日程を含め,日心や教心といった大手学会との絡みも考慮しなければならない。
最後に,小さな学会の小さな大会にもかかわらず,8つの賛助団体から多大のご支援を賜ることができました。台所が苦しい折,大変助かりました。参加人数がもう少し増えると,台所の状態もよくなるように思います。いろいろな意味で,日本性格心理学会も踏ん張り所だと感じました。