各委員会から


ご挨拶


インターネット運用委員会担当理事 
安藤寿康(慶應義塾大学)



新体制のもとでインターネット委員会を担当することになりました。豊富なアイディアマンだった杉山憲司前担当理事・委員長のアクティヴな活動ぶりを思い出すにつけ、任の重さを痛感しないわけには参りません。幸い先達となる優秀な委員の方々がすでに活発な活動を展開されているので、当面はそのお仕事をフォローしつつ、円滑な運営のための縁の下の力持ち(力無しと言われないようにしなければ)に徹しようと思っています。
  「IT革命」などというはやり言葉を待たなくとも、昨今のウェブ文化の恩恵の一端に触れるだけで、このメディアの無限の可能性に大きな期待を寄せたくなるのは、私だけでないでしょう。本学会では、すでに美しいホームページ(http://wwwsoc.nacsis.ac.jp./jspp/ index.html)が開設されております。また他の心理学関連学会でもインターネットを利用した会員内外へ向けての各種サービスが開始されています。このような状況の中で、日本性格心理学会として今後いかに有意義で斬新で独自な機能が発揮できるかが問われてきます。
  学会員に向けて、その研究や教育の支援となるような質の高いコンテンツを整備することがまず第一に課せられた使命でしょう。そのための企画は現在進行中です。メールアドレスをお持ちの会員に向けての、即時性のある情報発信もまもなく開始される予定です。また一般に心理学への社会全体からの期待は大きく、外に開かれたメディアとしての豊かな情報の発信源と意見収集の窓口としても、その機能を発揮できるようにしたいと思います。またそうした学問的活動や情報の公開性をめぐる社会的・倫理的問題にも敏感に対応していかなければなりません。
  新しい媒体であるだけに、試行錯誤の時代が続くことと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。


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