第10回大会報告

好評だった新しい試み

大会事務局長 杉山憲司(東洋大学社会学部)

 
1.参加者170人を超える
 東洋大学の白山校舎で9月22、23日に開催させていただきました。招待者(講演をお願いした先生や、非会員の話題提供者など)を含めて、170人ほどの参加を得ました。発表の取り消しなどもなく、公開講演、シンポジウム、ワークショップなどいずれも熱心なご参加をいただき安堵いたしております。ありがとうございました。
2.総会への参加者が多数に上りました
 昼休み50分というあまり時間的余裕のないなか、総会場で昼食をとっていただくことにしましたが、多くの方にご参加いただき、また参加者からの意見・質問も出て、会員と学会執行部との意思疎通がこれまで以上にはかれたのではないかと考えています。
3.優秀大会発表賞選考経過について
 大会活性化の一助になればと考えて、今回初めて優秀大会発表賞を設けました。口頭発表は大村政男(文京女子大学人間学部)受賞論文「シラノ・ド・ベルジュラックはどんな性格だったか(第2報)――実在のシラノとロスタンが描いたシラノの性格分析」、ポスター発表は小林久美子・坂元章・鈴木佳苗・安藤玲子(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科)・檀淵めぐみ・木村文香(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科・日本学術振興会)受賞論文「オンラインの関係数がオフラインの対人関係に及ぼす影響――シャイネス・ソーシャルスキル・オフラインの関係数の検討」の諸先生が受賞されました。おめでとう
ございます。
 この優秀大会発表賞はプログラム7頁に書いてありまように、論文審査、当日の発表審査の2段階投票を実施しました。これは、後に残る論文としても、当日の発表としても優れた発表を選ぶという選考要領に基づいています。したがって、論文審査(投票)と当日発表の双方を考慮して選考させていただきました。
 「優秀大会発表賞」に対するご意見のなかに「選抜の基準を明確にすべきだ」との意見がありましたが、基準・手続き共に、明確で公平な選考をしています。ご意見があればこれからでもどうぞお寄せ下さい。今後の参考として生かせたらと考えています(ご意見は優秀大会発表賞選考委員・第10回大会事務局長の杉山までお願い致します)。



Homeへ戻る 前のページへ戻る