「キレる子ども」を考える
......子どもは変わってしまったのか......


日本性格心理学会企画 公開シンポジウム

この企画は終了しました


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■企画趣旨  

 一連の少年によるナイフ殺傷事件以来、「キレる子ども」というマスコミ用語が定着しました。その背景には、子どもたちが「基本的に変わってしまった」という人々の思いがあり、その思いが事件の衝撃を強め、また、事件がその思いを強めたのでしょう。豊かな時代・豊かな社会の子どもたちは、親や教師たちにとっても、きわめて理解しにくい存在になりつつあるようです。それは、彼らが今までの伝統的な考え方では捉えることが難しい存在となってきたからではないでしょうか。
 そこで、シンポジウムでは、「キレる」をキーワードに、時代の子である彼らを精神医学・学校臨床・心理学のそれぞれの立場から、できるだけ明確に理解することを試みたいと思います。シンポジストの先生方には、それぞれのご専門の立場からお話をいただき、またフロアーとの対話を通じて、理解を深めていきたいと思います。そのなかで、彼らを理解する新たな視点の提示ができればと思います。

話題提供者
 町沢静夫(精神医学:立教大学)
  「豊かな社会の子どもたちの病理」  
 黒沢幸子(学校臨床:KIDS カウンセリングシステム/上智大学)
  「学校・子ども・教師を考える《 はりつめる−キレる−つながる》」
 繁多進(発達心理学:白百合女子大学)
  「現代の子どもの社会性の発達」     

指定討論者
 小林亮(教育心理学:慶應義塾大学文学部)

司会者
 向後礼子 (認知心理学:障害者職業総合センター)

詳細

日時

 1998年12月12日(土)午後1時半〜4時

場所

 慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎 517号 (JR田町駅あるいは都営地下鉄三田駅下車徒歩10分) 

参加費

 500円

申込方法

 この企画は終了しました。多くの皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。

連絡先

 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学文学部 安藤寿康              

主催

 日本性格心理学会

 
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