このたび，日本パーソナリティ心理学会第21回大会を島根で開催させていただくことになりました。
会期は2012年10月6日(土)・7日(日)の2日間，会場は島根県民会館です。
大会テーマは「古（いにしえ）の地で次代を拓く」と設定いたしました。2012年は『古事記』編纂1300年の年であり，島根県はその日本神話の舞台となっている土地です。また，大会開催月である10月は，島根県では神在月と呼ばれており，全国の神々が出雲大社に集まり会議をする時期としても知られています。このような由緒ある地で，次世代を担う若手が大会をお引き受けすることになりました。若手ならではの柔軟な発想で新しい試みを取り入れつつ，大会を盛り上げていきたいと考えております。
大会企画としては，海外から「対話的自己」で著名なハーマンス夫妻を招聘し，講演とワークショップを開催予定です。他にもスキルアップにつながるようなシンポジウムや講習会を企画していく予定です。研究発表（ポスター発表と自主シンポジウム）についても例年通り募集いたしますので，是非とも積極的にご参加くださいますよう，お願い申し上げます。
会場のある島根県松江市は国際文化観光都市に指定されており，名所旧跡や温泉が多数ありますので，観光の面でもお楽しみいただけると存じます。遠方にあるイメージが強いかもしれませんが，比較的交通アクセスの良い土地です。例えば，出雲縁結び空港と米子鬼太郎空港の両方が利用できる他，高速バスの路線も充実しています。開催日程は連休の時期ですので，パーソナリティ心理学の最先端の知見に触れると同時に，島根の歴史と文化についてもご堪能いただければと存じます。
若手主催ならではの新しい大会スタイル，島根開催ならではの珍しい観光スポット，是非お楽しみください。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
2011年9月吉日
日本パーソナリティ心理学会第21回大会準備委員会
委員長 家島明彦
副委員長 市村美帆
本田周二
事務局長 三保紀裕
※本大会は従来の大会とは異なり，全国各地に散らばる若手会員の有志グループ（若手心理学者連合と称しております）による主催となります。経験の浅さゆえ，行き届かぬところも多々あるかと存じますが，ご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
