成人期研究とパーソナリティ研究を考える
―役割期待の立場から― (企画:経常的研究交流委員会)
日時:
10月6日(土)10:00~12:00
場所:
307 会議室(3F)
司会:
武田美亜(青山学院女子短期大学)
話題提供者:
松本友一郎(中京大学)
水澤慶緒里(関西学院大学)
杉山佳菜子(愛知学院大学)
指定討論者:
田中健吾(大阪経済大学)
概要:
近年,心理学の研究論文の多くは青年を対象としている。パーソナリティ研究においても例外ではないが,職場での不適応,中年期のうつ病や自殺率の高さを考えても研究の余地はまだまだあるのではないだろうか。さらに,生涯発達という視点からみても青年期以外の研究も大変重要な研究であることは間違いない。本シンポジウムのテーマは“成人期”である。成人期研究はさまざまあるが,今回は過剰適応・バーンアウト・扶養意識という役割期待の側面から成人期を考えていく。本シンポジウムを通してパーソナリティ心理学会での成人期研究が広がるきっかけが提供出来れば幸いである。