理事長挨拶

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渡邊芳之

新しい時代の学会のあり方を考える

渡邊芳之

このたび理事長に選ばれました帯広畜産大学の渡邊です。浮谷前理事長が発展させ、確立してきた学会の運営基盤をより強くし、学会員の皆様の研究教育活動に貢献できる学会作りを進めたいと考えております。どうぞご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

心理学に限らず、学会や学会誌、大会などの学会の活動を取りまく社会的情勢は激しく変化しています。学会誌が紙媒体から電子ジャーナルへ移行していく流れはもう止まることはないでしょうし、大学教員の業務負担がどんどん重くなっていることから、主催校に完全にお任せするような大会開催のありかたも、今後難しくなってくるかもしれません。また求められるコンプライアンスの強化、税制の問題などから見て、学会や大会の財務のあり方も、これから比較的短い期間に大きく変化することが予想されます。

こうした変化に対して柔軟に対応し、新しい時代に合った研究発表・研究交流の場を提供し、会員の研究教育活動に貢献していくことが、これからの学会に求められることだと思います。そのためにはわれわれの学会単独ではなく、他の心理学系学会と協力・連携して進めていくべきことも増えると思われますので、心理学諸学会連合などの場を通じて他学会との情報交換を進めていきます。

札幌で開かれた第24回大会では、とくに若い世代の会員のみなさんから学会への要望や提案を聞く機会がありました。こうした意見にも積極的に耳を傾けて、学会活動の中で時代的役割を終えた部分、古くなった部分については整理を進めながら、新しい機能の充実を目指していきたいと思います。これまで以上に、学会に対して率直なご意見、ご希望をお寄せくださいますようにお願いいたします。

2015年8月
日本パーソナリティ心理学会