投稿区分の変更について
日本パーソナリティ心理学会
2018年11月より、「ショートレポート」内の新たな投稿区分として、「追試研究」「事前登録研究」「事前登録追試研究」が追加されました。このような試みの背景や目的については、「パーソナリティ研究」第27巻第2号に掲載されたエディトリアル論文をご一読ください。
以上
「パーソナリティ研究」について
「パーソナリティ研究」は日本パーソナリティ心理学会(旧:日本性格心理学会)の機関誌です。1993年に「性格心理学研究」として創刊され,2003年に学会の名称変更にともない現在の名称となりました。現在年1巻(3号)が刊行されています。「パーソナリティ研究」は,パーソナリティ/人格や性格,気質についての研究を中心に,それと関連する幅広い分野の研究論文を掲載しています。掲載する価値のある論文でさえあれば,基礎研究でも実践研究でも,理論研究でも実証研究でも,量的研究でも質的研究でも,研究の志向性や方法を問わず掲載しているのも,パーソナリティ研究の特徴です。
「パーソナリティ研究」の電子閲覧
「性格心理学研究」および「パーソナリティ研究」のすべての号の全文,「日本性格心理学会大会発表論文集」および「日本パーソナリティ心理学会大会発表論文集」の全文が
cinii(国立情報学研究所 論文情報ナビゲータ)で無料で検索・閲覧可能になっています。
また「パーソナリティ研究」および前身の「性格心理学研究」は全文が
J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)でも閲覧可能になっています。
「パーソナリティ研究」への投稿
「パーソナリティ研究」には,日本パーソナリティ心理学会員であれば誰でも論文を投稿することができます。投稿された論文は,編集委員会による審査を経て「パーソナリティ研究」に掲載されます。
投稿の資格
論文の筆頭著者(ファーストオーサー)は日本パーソナリティ心理学会員である必要があります。共著者(セカンドオーサー以降)については非会員でもかまいません。
論文の種別と字数
「パーソナリティ研究」に掲載される論文は,「原著」「ショートレポート」の2種類です。論文の字数は原著についてはアブストラクトや図表も含めて出来上り10ページ(約18500字),ショートレポートについては図表を含めて出来上り2ページ(約4500字)を上限とします。
編集規程と投稿者向けチェックリスト
「パーソナリティ研究」に投稿される論文原稿は,学会が定めた編集規程にしたがった内容であると同時に,機関誌編集委員会がまとめた投稿者用チェックリストに基づいて作成されたものであることが必要です。投稿される前に,かならず以下の編集規程とチェックリストをご確認下さい。
<「パーソナリティ研究」編集規程>
2016年6月17日改正
- 本誌は,日本パーソナリティ心理学会の機関誌であり,1年に1巻発行される。
- 本誌は,会員の研究成果の発表と会員間の相互交流を通じて,パーソナリティ心理学とその周辺分野の発展に寄与することをその主な目的とする。
- 本誌には投稿論文として原著,ショートレポートの各欄を設けるが,常任編集委員会が必要と認めるときにはその他の欄をおくこともある。投稿論文は,和文・英文いずれでも投稿することができる。
- 本誌は,原則として本会会員のパーソナリティ心理学に関する研究成果の発表にあてる。非会員の研究成果発表に関しては,常任理事会の協議事項とする。
- 投稿論文は,編集委員会によって審査され,その掲載の可否が決定される。なお,編集委員以外の会員に審査協力を依頼することがある。
- 投稿論文は未だ公刊されないものに限る。ただし,本誌に掲載されたショートレポートの著者は,ショートレポートの内容に新しいデータや考察などを加えて新たに執筆した論文を,原著として投稿することができる。
- 原著の1篇の長さはでき上がりで本誌の10 ページ(18500字)以内とする。ショートレポートの1篇の長さはでき上がりで本誌の2ページ(4500字)以内とする。編集委員会の協議により字数の超過を認める場合,超過分の印刷費用は著者の負担とすることがある。
- 投稿論文の原稿の書き方は,この編集規程ならびに編集委員会の作成する「投稿者用チェックリスト」に準拠したものに限る。 チェックリストに指定のない部分については「日本心理学会 執筆・投稿の手引き(最新版)」に準拠する。
- 原著の原稿には,表題,著者名,所属機関名とそれぞれの英訳,400字程度の和文要約,120~ 150語の英文アブストラクト,日本語・英語のキーワードそれぞれ3~5語を添える。ショートレポートの場合は100語以内の英文アブストラクトと和文要約を添える以外は,同様とする。
- 論文の投稿は常時受け付ける。投稿の方法は電子投稿とする。
- 掲載論文の執筆者に対しては抜刷り20部を贈呈する。それ以上は執筆者の負担とする。
- 本誌に掲載された論文の著作権は,日本パーソナリティ心理学会に帰する。論文の複製または利用については別に定める基準に基づいて常任理事会が許可する。
- 投稿論文に不正行為や研究者倫理に抵触する行為が疑われた場合は,常任編集委員会において検討し,その結果により採択あるいは掲載後であっても当該論文の審査を取り消すことがある。また、不正行為や倫理問題に抵触する行為が認められた場合、会則第7条の適用を受けることがある。
- 論文の掲載が著者の希望,または前項に述べたような理由で取り消された場合,当該論文の製版印刷にかかった費用の全部または一部を著者に請求することがある。
以上
投稿者用チェックリスト(2022年4月1日版)
※チェックリストは頻繁に修正されますので最新版を確認ください。
2018年11月に、「ショートレポート」内の新たな投稿区分として、「追試研究」「事前登録研究」「事前登録追試研究」が追加されました。「追試研究」「事前登録研究」「事前登録追試研究」への投稿を考えている方は、以下のそれぞれの手引を参考に投稿してください。
投稿の方法
「パーソナリティ研究」への投稿は,電子投稿によります。電子投稿は, 投稿の手続きだけでなく投稿された論文の審査や,審査に関わる著者と編集委員会との連絡などがすべて電子化されているため,審査の迅速化が実現しています。
※電子投稿にあたって困難や疑問を感じられた方はお気軽に機関誌編集委員会までご相談下さい。
「パーソナリティ研究」連絡先
機関誌編集委員長:小塩真司(早稲田大学)
E-mail: journal-kikanshi@jspp.gr.jp